夜勤の現場は昼間に比べると少人数のことが多いのが特徴です。
工場のように昼夜を問わずにほぼ同じ人数になっている現場もありますが、商品販売を行う店舗や病院などでは大幅に人数が削減されています。
少人数で働く現場では一人一人のスタッフが担わなければならない仕事の幅が広くなり、それぞれに責任を負わなければなりません。
わからないことがあっても聞きづらい状況も多く、人に頼れないことが問題になりがちです。
まだほとんど現場に出たことがない場合には少人数で働く夜勤は不安になりやすいですが、業務に慣れてしまえばむしろメリットになります。
周囲にいる大勢のスタッフの動きを把握して何をすべきかを考える必要はなく、自分の判断で仕事をすることができるのがメリットです。
余計な口を上司から挟まれることもあまりないので自分のペースで仕事を進めやすいでしょう。
自分で判断できるレベルまで経験を積んでいることが必須条件ですが、予め日勤で現場に入って業務に携わってから夜勤に入れば問題ありません。
夜勤からスタートしようとすると大変になりがちですが、慣れた職場ともなると夜勤の方が働きやすい場合もあります。
少人数の現場では仕事の幅も広くなるため、日勤に比べると仕事がルーチンになりにくくて飽きにくいのも特徴です。
主体的に業務に取り組んでいきたい人の場合には仕事の自由度が高い夜勤はやりがいがあり、モチベーションを高めて働くのに適しています。